会社沿革
1996年4月クリエイター発掘オーディション「ゲームやろうぜ!」に合格、当社の前身となる「Shift」を結成
弊社のルーツは、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスの学生達で構成されたゲーム開発チーム「Shift」です。
1995年、当時大学院生だった創業メンバーの一人が、大手ゲームパブリッシャー主催のゲームクリエイター発掘オーディションに単独で合格したことが、全てのはじまりでした。応募の際、書類の他に提出したものは、プログラミング授業の最終課題でもあったという自作ゲームでした。
合格の通知を受け、次にしたことは所属していたゼミの中で仲間を募ることでした。そして大学のキャンパスにも都心にもアクセスの良い藤沢駅付近のオフィスビルの一室で、学生チーム「Shift」としてのゲーム開発が始まりました。弊社が神奈川県藤沢市に拠点を置き、役員が非常勤講師として慶應義塾大学に出講しているのにはこのような背景もあります。
1998年6月PlayStation®用アクションパズルゲーム「XI[sai]」がSCEI.より発売。累計出荷枚数100万本を突破
こうしてスタートしたゲーム開発ですが、実際に着手するまでにはかなりの紆余曲折がありました。意欲的に様々な企画を提案するものの、どれも製品化には至らない時期が続きました。
しかし1年が経とうとした頃、当時の担当ディレクターの助言もあって、初めて形になりそうなアイデアが誕生します。それはサイコロを使った新しいパズルでした。
1999年6月「有限会社シフト」を神奈川県藤沢市に資本金300万円で設立
学生数名が手がけたアクションパズルゲーム「XI[sai]」は、1998年6月に発売されるとミリオンヒットを記録しました。そして、この時のメンバーが中心となり、1999年6月「有限会社シフト」が設立されました。
その後は「XI[sai]」シリーズを皮切りに、携帯電話用アプリやウェブサービスを手がけたり、携帯ゲーム機「プレイステーション・ポータブル」のローンチに合わせたタイトルをシリーズ化するなど、新たなプラットフォームにも積極的に取り組んでいきました。
2002年12月PlayStation®2用アクションパズルゲーム「XIゴ」がSCEI.より発売
2002年12月NTTドコモの携帯電話用(i-appli版) XIアプリのサービス開始。これよりモバイル事業開始
2004年12月PSP®用「ピポサルアカデミ~ア -どっさり!サルゲー大全集-」がSCEI.より発売
2006年6月株式会社への組織変更に伴い、資本金1000万円に増資
同じオーディションに合格した別チームのクリエイターや、大学の後輩などが加わることで人材の層も厚くなり、2006年6月には有限会社から組織変更し、「株式会社シフト」となりました。
2010年2月PSP®用「GOD EATER (ゴッドイーター)」がバンダイナムコゲームスより発売
2月に満を持して発売されたチーム連携型ハイスピードハンティング「GOD EATER」は、完全新作としては近年稀に見るスマッシュヒットとなり、同年10月の「GOD EATER BURST」の発売へとつながりました。
同時に会社の規模も拡大していき、学生数名が一室で作業していた創業時と比べると、その10倍にもなる総勢50名を超えるスタッフが、2フロアのオフィスで働くようになりました。
2010年4月Nintendo Wii®用「安藤ケンサク」が任天堂より発売
2011年9月iPhoneアプリ/アクションパズルゲーム「Magic Arrows」をリリース
2013年11月PSP®/PS Vita用「GOD EATER 2 (ゴッドイーター 2)」がバンダイナムコゲームスより発売
2014年1月スマートフォン用「GUNS N' SOULS (ガンズアンドソウル)」がスクウェア・エニックスよりリリース
2014年6月PS Vita用「FREEDOM WARS (フリーダムウォーズ)」がSCEI.よりリリース
2015年2月PS4/PS Vita用「GOD EATER 2 RAGE BURST (ゴッドイーター 2 レイジバースト)」がバンダイナムコゲームスより発売
このように、シフトは新しいことへの挑戦によって発展を遂げてきた会社です。
設立から10年以上が経ったこれからも、新たなチャレンジを続けてまいります。